デジタルで読む脳 × 紙の本で読む脳

デジタルで読む脳 × 紙の本で読む脳「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる　

目次

1. 第一の手紙・・・デジタル文化は「読む脳」をどう変える?

2. 第二の手紙・・・文字を読む脳の驚くべき光景

1. 脳の可塑性・専門化・音速の自動性

2. 三つの円形舞台サーカス：

1. 巨大なテントの下で

2. 注意のスポットライト

3. 視覚のリング

4. 言語のリング

5. 認知リング・感情リング

3. 第三の手紙・・・「深い読み」は、絶滅寸前? 

1. 文中には何がある？：注意の質　

2. 深い読みの喚起プロセス：心象の力

3. 共感ーー他人の視点になる

4. 背景知識

5. 深い読みの分析プロセス：

1. 類推と推論

2. 批判的分析

6. 深い読みの生成プロセス

4. 第四の手紙・・・これまでの読み手はどうなるか

1. 読みのすべてをつなぐデジタル・チェーン：

1. どれだけ読むか

2. どう読むか

3. 何を読むか

4. どう書かれるか

2. 自分を実験台にして：

5. 第五の手紙・・・デジタル時代の子育て

1. 注意散漫な子どもたち：

1. バッタの心

2. 記憶への影響

2. 外部の知識源への依存

3. 読み方は考え方を変え、考え方は読み方を変える

6. 第六の手紙・・・紙とデジタルをどう両立させるか

1. ひざのすき間でーー最初の二年間：

1. 読んでいるとき、からだはどう反応するか

2. 二歳から五歳までーー言語と思考がともに飛び立つとき

3. ガマノコシカケと物語の秘密の言葉

4. 画面モードに設定されてしまう前に

5. つなぐべきか、つながざるべきかーー問題は、どれを、いつ

6. 将来の準備

7. 急ぎすぎないで

7. 第七の手紙・・・読み方を教える

1. どこから始めるか：

1. 子どもたちに何が必要かを見つける

2. 教師が知っておくべきこと

3. あらゆる学年で、あらゆる分野で

8. 第八の手紙・・・バイリテラシーの脳を育てる

1. 子どもの発達へ向けた提案：

1. 印刷媒体のたいせつな役割

2. デジタルの知恵

2. 三つの大問題：

1. 第一のハードルーー媒体がおよぼす影響の調査

2. 第二のハードルーー専門家の研修・育成

3. 第三のハードルーー利用機会と関与の格差

3. 注意、記憶、接続、推論、分析、そして跳べ！

9. 第九の手紙・・・読み手よ、わが家に帰りましょう

1. 観想・熟考の生活：

1. 喜びの時間

2. 社会的利益のための時間

3. 知恵の時間